【野田市・流山市】棟板金とは?浮きの原因について解説!

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野田市・流山市のみなさん、こんちには! 

千葉県野田市・流山市にあります「 FCR株式会社トベシンホーム 」です。

いつもありがとうございます!

今回の記事は ” 棟板金(むねばんきん)とは? 棟板金の浮き ” についてご紹介いたします!

とても古い家屋に暮らす私にとって 「 棟板金や浮き 」 という言葉を初めて聞いたとき、頭の中は ?マーク でした!


「 棟板金とは、家屋のどの部分を差しているのか? 」
「 浮くという現象はどのようなことが起きているのか? 」


きっと、
私と同じように疑問を感じてみえる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はおうちの中でも一番高いてっぺんにある、この棟板は大きな役割を果たしています。

今回はこの棟板金について、詳しくご説明いたします!


どうぞ、最後までご覧になってください!





- 目 次 -

  - 棟板金(むねばんきん)とは? 浮きの原因について解説 -


   【1】棟板金とは?

   【2】棟板金の主な構造について
       ■ 貫板(ぬきいた)で固定する
       ■ 棟板金の役割とは?

   【3】棟板金の浮き! その原因は?  

      プラスα豆知識:材質にこだわった方がいい理由
   

   【4】まとめ








【1】 棟板金とは?





棟板金とは、屋根の一番高いてっぺんに位置する場所に取り付けられている部材になります。

どうしても屋根全体に意識が向きがちですが、実はこの棟板金にはとても大切な屋根としての役割があり、普段から目が行き届きにくい場所にありますが、ここにも意識を向ける必要があります。


それでは、棟板金はどのような屋根材に使用されているか?

まずはこちらをご覧ください!



 【 棟板金が使用されている主な屋根材 】
 ① ガルバリウム鋼板屋根・ジンカリウム鋼板屋根
 ② スレート屋根
 ③ コロニアル屋根
 ④ トタン屋根



主にこちらの屋根材に使用されています。

約20年ほど前の棟板金はトタン製を使用していましたが、トタン素材はサビやすかったり釘も抜けやすいなど不具合も多くあったため、現在では耐久性・耐震性ともに質の高いガルバリウム鋼板の製品を使用しています。





【2】 棟板金の主な構造について



棟板金とは、どのように作り上げているのでしょうか。
そもそも屋根の一番高いてっぺんに位置している棟板金を目にすることはほとんどありません。

内部がどのようになっているのか、よく分からないということも当然のことと思います。
まずは棟板金がどのような作りになっているのかを知り、大切な役割とはどんなことなのか?

ひとつずつ知っていきましょう!





■ 貫板(ぬきいた)で固定する 





貫板(ぬきいた)という言葉を耳にされたことはありますでしょうか?

貫板とは垂直に立てられている建築材料同士の間を通す木材板のことを言います。
棟板金の中にある木の板のことを差し、屋根と棟板金を繋げる役割があります。

なぜ棟板金を被せるか?と言うと、
貫板だけにしてしまうと、その隙間から雨水がどんどん侵入してきます。強烈な紫外線も防ぐことができなくなってしまうため、大切な屋根を守るためには棟板金で覆い被せる必要があります。

木材が主流ですが、屋根の一番高い位置にあることから劣化も避けられないため、現在では改良が進み樹脂製の貫板も販売されています。

屋根材を貫板で押さえ釘などを用いて固定したあと、その上から棟板金を覆い被せてさらにビスなどを打ち込み、固定します。

棟板金と棟板金の間は「 コーキング材 」を使用して塞ぎます。





■ 棟板金の役割とは? 







棟板金の一番の大きな役割と言ったら「 雨を防ぐ 」ことが挙げられます。

屋根材の隙間を覆うことで雨露を防ぐだけでなく、強烈な紫外線からも屋根を守り屋根材自体を固定するという大きな役割も同時に果たしています。






【2】 棟板金の浮き! その原因は?




そもそも、なぜ「 棟板金は浮いてしまうのでしょうか 」


それは、
棟板金を固定しているビスや釘が抜けてしまうから!


家屋の中でも屋根という部分は最も自然環境のダメージを受けやすく劣化が進行しやすい部分でもあります。

そんな屋根の中でも一番高いてっぺんにある棟板金は常に雨水にあたり紫外線を受け、大きなダメージを受け続けている場所と言ってもよいでしょう。

過酷な自然環境からいつも私たちを守ってくれる屋根の棟板金ですが、夏の灼熱や真冬の寒さの気温差が生じて「 膨張と収縮(領域を広めて狭める)」これを繰り返すことで、少しずつビスや釘が抜け始めます。

ビスや釘がサビてしまうことで固定している役目を果たすことができず、棟板金が少しずつ浮いてきてしまうことに繋がります。




もし、
棟板金の劣化を放置するとどうなるの?



実は、とても大切な役割を果たしてくれている棟板金ですが、屋根の一番高い位置にあるという点からも、どうしてもメンテナンスが遅れてしまうという可能性があります。

もし棟板金の劣化を放置し続けたら…
結果、起こり得る危険性についてご説明いたします。



①  雨漏りと貫板の腐り



釘やビスの緩みが原因で一度浮いてしまった棟板金が自然に戻ることはありません。

棟板金の中にある貫板への侵入経路ができてしまい、そこへ雨露や紫外線・強風などが追い打ちとなって貫板が弱り、腐り始める場合があります。

また劣化がかなり進行してしまった場合は腐食がさらなる原因となり、屋根裏や2階の部屋に雨漏りが起きてしまうことにも繋がりかねません。





  ②  棟板金が飛び散る



棟板金が浮いている状態というのは、ビスや釘が弱っているということをご説明いたしましたが、この大切な固定する力が弱まっているときに暴風雨や台風などの風の力で緩んだ棟板金が飛んでしまい、事故に繋がってしまう可能性があります。

危険性として
道端を歩いている歩行者や走行中の車、または近隣の家屋にご迷惑をお掛けしてしまう可能性があり、とても危険性も高くなるでしょう。





* メンテナンスのタイミングは? 



時代の流れとともに棟板金の改良がすすみ、20年ほど前に使用していたトタン製の棟板金と比べると現在のガルバリウム鋼板の棟板金は耐久性に優れています。

ガルバリウム鋼板の棟板金の耐用年数は 「 おおよそ10年 ~ 15年 」 程度となっているため、15年ほど経過しているおうちは棟板金の交換時期が近づいていると考えてください。




ここで
 プラスα 豆知識!

  「 材質にこだわった方がいい理由 」 


棟板金に限らず、棟板金を固定する「 釘 」や「 貫板 」の材質にも意識を向けてこだわることを是非!おすすめいたします!

なぜなら
貫板は昔より木材を使用していますが、やはり雨水などによる腐食から劣化の進行は避けられません。また、釘もサビやすいものは抜けやすくなります。

現在では固定する際に使用する釘もサビに強く強度に優れたステンレス製のものを使用しています。棟板金は、耐食性に優れたガルバリウム鋼板製のものを使用するとよいでしょう!

貫板は木材よりも水分を吸収しにくいと言われる「 樹脂製 」のものを使用することで腐食にも耐えられる樹脂製ならではの性質とステンレス製ビスとの相性も良く、しっかりと固定することができるため棟板金への寿命にも大きく繋がっていきます。

もし木材を使用されるなら、防腐処理されているものがおすすめです。


野田市・流山市の地域のみなさん!
こらから棟板金のメンテナンスをお考えのみなさん!

是非!貫板・ビス・棟板金の材質にもこだわってお選びいただくことをおすすめいたします!




【4】 棟板金とは? 浮きの原因について まとめ




今回の記事では、普段目が行き届きにくい「 棟板金 」について解説いたしました!

棟板金は屋根の部分でも大切な役割を果たしており、過酷な自然環境から我が家を守ってくれています。それだけ劣化も多く発生する場所でもあるため、定期的に点検を行い早急にメンテナンスをすることで劣化箇所を最小限に抑えられます。

これから棟板金の交換をお考えのみなさん!
棟板金・貫板・ビスなど材質にもこだわり、最大限に機能を発揮できる良質なものを選んでメンテナンをしてください!









最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!(^^♪



千葉県野田市・流山市地域密着型!リフォーム専門店のトベシンホームでは、皆さまに寄り添ったお見積りのご提案をいたします!(^^♪

棟板金のメンテナンスをお考えのみなさま!
千葉県 野田市・流山市にあります「 FCR株式会社トベシンホーム 」までお気軽にご相談ください!

みなさまの大切なおうちのために、寄り添ったお見積りをご提案いたします!







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